2017/02/23

だいずのゆううつ

 


ひとりで寝たいだいずと
ひとりで寝れないひじき。

ドライなだいずと
甘えん坊なひじき。

まるで正反対なふたり。
育児に追われる私の唯一の癒しです〜。





アトピー気味だった息子のお肌に回復の兆し。
ほんとうに長かったー。一番ピークによろしくない時期はほんとうに毎日憂鬱だった。
予防接種やら検診やらで病院に行くのも嫌だった。行くたびに医師からはステロイドを勧められる。
私はお薬を使わない選択をしたけれど、本当にこれでよかったのかわからず、
荒れまくる息子の肌に何か塗ってあげたい衝動にかられ、迷って迷って、時には泣いた。
外に連れ出すのも嫌だった。外を歩けば「お肌どうしたの?」「お薬塗らないの?」「かわいそうに」と言われる。
かわいそう、と言われるのが一番ツラかった。私からしたら生後たった数ヶ月の赤ちゃんにステロイドを使うことの方がかわいそうなのに。
まわりに似たような症状の子がいなくて、ずっとひとりで抱え込んでいたけれど、思い切ってボランティア団体に相談したら、
同じように悩んでいるお母さん達と出会えてかなり気持ちが楽になった。
それに息子よりもっともっと重い症状を抱えてるのに頑張っているお母さんと赤ちゃんがたくさんいることも知った。
なんだかこのくらいで落ち込んでいて情けないなぁと思ったけれど、やっぱり相談してよかった。
今は薬を使うことが標準治療だし、非ステ脱ステ医はめったにお目にかかれないし(日本に数人じゃないかと)、
薬を使わないことでお母さんも子供もストレスになって生活に支障が出るくらいなら使った方がいいのかもしれない。
実際に使ってそのまま何事もなく離脱できる子もたくさんいるのだろうなとも思う。
結局何が正しくて何が間違いかなんてないし、症状も人それぞれだから何を選ぶかは人それぞれだけど、
やっぱり何事も納得したうえで進めた方がいいなと思う。

症状がひどい時にはどうしてもそこに目がいって、息子の目を見て笑えてなかったかもしれないなと今は反省してます。
きっとすごく不安そうなこわい顔で見ていたんじゃないかな。ごめんよ〜。
これから暖かくなってお出かけするには絶好の季節。
たくさん遊んで、たくさん笑おうと思う。